第八条の十五
前条の規定のほか、ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況として次の各号に掲げる事項を注記しなければならない。
- 一付与対象者の役員、従業員などの区分ごとの人数
- 二株式の種類別のストック・オプションの数
- イ付与数
- ロ当事業年度における権利不確定による失効数
- ハ当事業年度における権利確定数
- ニ前事業年度末及び当事業年度末における権利未確定残数
- ホ当事業年度における権利行使数
- ヘ当事業年度における権利不行使による失効数
- ト前事業年度末及び当事業年度末における権利確定後の未行使残数
- イ
- 三付与日
- 四権利確定条件(権利確定条件が付されていない場合にはその旨)
- 五対象勤務期間(対象勤務期間の定めがない場合にはその旨)
- 六権利行使期間
- 七権利行使価格
- 八付与日における公正な評価単価
- 九当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使時の株価の平均値
2前項の注記は、次のいずれかの方法で記載しなければならない。
- 一契約単位で記載する方法
- 二複数契約を集約して記載する方法
3前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げるストック・オプションについては、複数契約を集約して記載してはならない。
- 一付与対象者の区分、権利確定条件の内容、対象勤務期間及び権利行使期間が概ね類似しているとはいえないストック・オプション
- 二株式の公開前に付与したストック・オプションと公開後に付与したストック・オプション
- 三権利行使価格の設定方法が著しく異なるストック・オプション
4当事業年度に付与されたストック・オプション及び当事業年度の条件変更により公正な評価単価が変更されたストック・オプションについては、公正な評価単価の見積方法として使用した算定技法並びに使用した主な基礎数値及びその見積方法を記載しなければならない。ただし、使用した算定技法及び使用した主な基礎数値の見積方法の内容が同一のものについては集約して記載することができる。
5ストック・オプションの権利確定数の見積方法として、勤務条件や業績条件の不達成による失効数の見積方法を記載しなければならない。
6未公開企業がストック・オプションを付与している場合には、公正な評価単価の見積方法として、その価値を算定する基礎となる自社の株式の評価方法について記載しなければならない。
7ストック・オプションの単位当たりの本源的価値(ストック・オプションが権利行使されると仮定した場合の単位当たりの価値であり、当該時点におけるストック・オプションの原資産である自社の株式の評価額と行使価格との差額をいう。以下この項において同じ。)による算定を行つた場合には、事業年度末における本源的価値の合計額及び当該事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額を注記しなければならない。
8ストック・オプションの条件変更を行つた結果、ストック・オプションの内容として注記した事項に変更が生じた場合は、その変更内容について注記しなければならない。条件変更日におけるストック・オプションの公正な評価単価が付与日の公正な評価単価以下となつたため、公正な評価単価の見直しを行わなかつた場合には、その旨を注記しなければならない。
9第一項から前項に定める事項は、財務諸表提出会社が連結財務諸表を作成している場合には、記載することを要しない。